「いつか保育士やってみたいな」
そう思い始めたのは、高校生の頃。
子どもが好きだったこともあって、昔からなんとなく憧れていた職業でした。
でも、周りに保育士になる人は特にいなくて、私は大学にも進学したかったので、結局そのまま商業系の大学へ。
就活では「ここだ!」と思った会社に出会い、そのまま小売業の正社員として働くことになりました。
仕事自体も楽しくて、気づけば保育士とは関係のない仕事をしていました。
そんな私が、約15年越しに、初めて保育士として働いてみました。

育休中に、保育士資格を取ってみた
会社員として働きながら結婚、そして出産。
上の子の育休を1年半ほど取って復帰しようと思っていたところ、なんと下の子の妊娠が発覚。
そのまま2人目の育休へ。
下の子が1歳10か月になる4月に復帰する予定だったのですが、今度は夫の転勤が決まり、家族でついていくことに。
そのまま退職することになりました😂
結果的に、2人分合わせて約4年間の育休期間に。
せっかく時間があるんだから、何か将来のためになることをしたい。
そう思って、以前から興味のあった保育士資格の勉強を始めました。
大卒なら受験資格があったので、挑戦しやすかったのも理由のひとつ。
それに、子育て中だったので「保育の知識があったら自分の育児にも役立ちそう」という気持ちもありました。
そして無事に保育士資格を取得。
さらに、興味のある分野や将来役に立ちそうな資格を取ってみようと、宅建士とFP3級も取得しました。
今振り返ると、育休中の私は結構頑張ってたなと思います😂
でも、資格を取ったからといって保育士として働いたわけではなかった
資格を取ったときは、
「これでいつでも保育士として働ける!」
というより、
「いつか使えたらいいな~」
くらいの気持ちでした。
というのも、私は子どもたちをできるだけ自分で育てたかったんです。
2人目も幼稚園に入れる予定だったので、保育園に預けて働きたいという気持ちはあまりありませんでした。
子育てに専念したかった。
もちろん、ずっと子どもと一緒で大変なこともたくさんありました。
でも、今振り返ると、子どもたちとずっと過ごした時間は私にとって宝物。
「せっかく保育士資格を取ったのにもったいない」と思うことはあっても、子育てを優先したことについては全く後悔していません。
むしろ、赤ちゃんを見ると「また赤ちゃん育てたいな~」と思うくらい😂
そんな感じで、保育士資格を持ったまま、気づけば約3年が経っていました。
今年から少しずつ「働いてみようかな」
そんな生活が変わったのが今年。
下の子も幼稚園の満3歳児クラスに入り、少しずつ自分の時間ができました。
「そろそろ働いてみようかな」
と思うようになったんです。
ただ、5年くらいまともに働いていなかったので、いきなりパートで毎週決まった曜日に働くのはちょっと抵抗がありました。
私は結構気分屋で飽き性なので(笑)、いろんな仕事をしてみたい気持ちもある。
そこで始めたのがタイミーでした。
まずはレジから。5年ぶりの仕事は意外と大丈夫だった
最初にやったのは、昔の仕事と同じレジ。
久しぶりすぎて「ちゃんとできるかな?」と思っていたのですが、やってみたら意外と大丈夫。
思ったより身体が覚えていました。
「一歩踏み出してみたら、案外いけるじゃん」
これがちょっとした自信になりました。
そしてタイミーをやりながら、ずっと気になっていたのが……
保育士の仕事。
せっかく資格を持っているんだから、一度くらい実際にやってみたい。
でも、タイミーに出ている保育士の求人は「経験者のみ」だったり「就活中の人限定」だったり。
なかなか申し込めるものがありませんでした。
ところが、何回かタイミーを利用しているうちに、少しずつ申し込める求人が増えてきました。
そして、ついに。
タイミーで保育士の求人を発見!
最初に保育士の求人を見つけたときは、
「やってみたい!」
と思っている間に、誰かに申し込まれて終了😂
「これはこまめに見ないと無理だな」
と思い、お気に入り登録して通知もオン。
次に空きが出たら、すぐ申し込もうと思っていました。
そして、ついに条件の合う求人を発見!
家から近い。
時間もちょうどいい。
「ここしかない!」
と思って申し込みました。
もちろん、
「未経験だけど大丈夫かな」
「資格はあるけど現場経験ないけど……」
「子育て経験はあるけど、仕事として保育するのは初めてだし……」
と、不安はありました。
でも、それ以上に、
ずっとやってみたかった保育士ができる!
という楽しみのほうが大きかった。
レジの仕事を意外とすんなりできたことで、ちょっと自信がついていたのもあると思います。
それに、もし「やっぱり無理!」となっても、一日限りの仕事。
もう行かなければいい。
そう思うと、少し気楽でした。
そして初めての保育士
勤務時間は9時30分から13時まで。
休憩なしの3時間半。
幼稚園の送り迎えにも影響しない、今の私にはちょうどいい時間でした。
担当したのは、0歳から5歳までの子どもたちがまばらに10人ほどいる環境。
初めて入ったときは、先生たちは忙しそうで、ちょっと入りにくい雰囲気もありました。
でも、子どもたちは思ったよりすぐ受け入れてくれて。
特に小さい子はすぐに懐いてくれて…。
かわいい……!
絵本を読んでいると膝に乗ってきたり、転んで泣いて抱っこを求めてきたり。
普段からいろんな大人と関わっているからなのか、基本的にみんな懐っこかったです。
実際にやったこと
仕事内容は思っていたよりいろいろありました。
庭で一緒に外遊びをしたり、砂場で遊んだり。
どんぐりを割って、中から虫が出てきて一緒に観察したり……😂
1~2歳児の食事の補助をしたり、おむつ交換をしたり、着替えを手伝ったり。
子育て経験があるので、基本的なお世話は意外と普通にできました。
「おむつ替え」「抱っこ」「食事の補助」などは、普段やっていることでもあったので、そこまで戸惑いませんでした。
ただ、難しかったのが、
「どこまで手を出していいの?」
ということ。
一回限りの勤務なので、それぞれの子の性格や特性が全然わかりません。
「これをしたら怒る子なのかな?」
「こうしたら喜ぶのかな?」
と、地雷を踏みそうでちょっと怖い😂
自分の子なら何が好きで、何をすると嫌がるか全部わかるけど、初対面の子どもたち。
そこはやっぱり難しかったです。

寝かしつけで「先生すご……」となった
そして、一番印象に残ったのが寝かしつけ。
トントンして寝かせることになったのですが……
全然寝ない。
私には寝かせられませんでした😂
ところが、別の先生に代わったら……
すぐ寝た。
すごい。
本当にすごい。笑
もちろん「なんで寝かせられないの?」なんて責められることもありませんでした。
でも、この瞬間に、
「やっぱり先生ってすごいな」
と思いました。
子どもとの信頼関係があるからこそできることなんだろうな、と。
しかも、子どもへの声かけも、ちゃんと怒るところは怒る。
ただ優しくするだけじゃなくて、子どもとの関係を築きながら、必要なときにはきちんと伝える。
それって、簡単そうに見えてすごく難しい。
自分の子育てと「仕事としての保育」はやっぱり違う
今回働いてみて、一番感じたのはここでした。
自分の子どもだったら、時間もたっぷりあるし、とことん付き合える。
でも保育園では、みんなで生活している。
全体のペースもある中で、一人ひとりの子どもの気持ちや個性も尊重しなければならない。
それを毎日やっている保育士さんって、本当に大変だなと思いました。
3時間半くらいでは全然子供たちに寄り添う保育は難しかったです。
「これでちゃんと役に立てていたのかな?」
と思うくらい。
もう少し先生たちとコミュニケーションを取って、わからないことを聞けばよかったなというのは反省点です。
それでも「またやってみたい」
仕事が終わった直後は、
「できたのか、できなかったのかわからない……」
というのが正直な感想でした😂
でも、
「全然無理だった!」
という感じでもありませんでした。
そして何より、
子どもがかわいかった。
これは大きい。
一回だけじゃなく、何回か同じところに行ったら、もっと子どもたちと仲良くなれて、さらに楽しくなるのかもしれない。
そんなことも思いました。
機会があれば、また保育士のタイミーをやってみたいです。

保育士になりたいと思って15年。やっと一歩踏み出せた
高校生の頃に「保育士になりたい」と思って。
育休中に資格を取って。
でも、資格を取ってからもずっと子育てを優先して。
気づけば15年。
そんな私が、タイミーというきっかけで、ようやく初めて保育士として働きました。
やってみて思ったのは、
「保育士って、思っていたより遠い仕事じゃないかも」
ということ。
もちろん、短時間で働いたからこそ言えることだと思います。
本格的に毎日働くとなったら、もっと大変なこともたくさんあるはず。
でも、子育て経験があって保育士資格を持っているなら、
「もう何年も現場から離れてるし……」
と最初から諦めなくてもいいのかもしれません。
タイミーのような単発の仕事や、短時間のパートからなら、一歩踏み出しやすいと思います。
今の私は、まだ子どもたちも小さいので、しばらくはタイミーくらいの働き方がちょうどいい。
でも、子どもたちの手がもう少し離れたら。
そのときは、ちゃんと保育士として働いてみるのも面白いかもしれない。
15年越しに初めて現場に立ってみて、そんな未来も少しだけ想像できるようになりました。

まずは今回、
「ずっとやってみたかった」を実際にやってみた。
それだけでも、私にとってはかなり大きな一歩だったと思います。
