未経験の主婦が、子育てしながら独学で保育士資格を取った話

主婦の生活

「保育士になりたい」と思ったのは、高校生の頃でした。

でも、実際に保育士になることはなく、大学では保育とは違う分野を学び、卒業後は別の仕事をしていました。

そんな私が、結婚・出産を経て、育休中にもう一度「保育士になってみたい」と思うように。

そして、子育てをしながら独学で保育士資格を取得しました。

今回は、未経験だった私がなぜ保育士を目指したのか、子育てしながらどのように勉強したのか、実際に使った教材や勉強方法などを紹介します。

「子育てしながら保育士資格を取りたい」

「できるだけお金をかけずに独学で挑戦したい」

という方の参考になればうれしいです。

保育士になりたかったのは高校生の頃

もともと私は、高校生の頃から「保育士になりたい」と思っていました。

子どもが好きだったこともあり、将来は保育士になれたらいいなと考えていたんです。

ただ、当時通っていた高校は進学校。

周りもみんな大学へ進学するような環境だったので、私も自然と大学進学を考えるようになりました。

もちろん教育学部や保育系の学部も考えました。

でも、当時の私には保育以外にも興味のある分野がありました。

それが商業系。

「大学に行くなら、自分が興味のあることを勉強したい」

という気持ちが強く、最終的には保育系ではなく商業系の大学へ進学しました。

こうして、高校生の頃に思っていた「保育士になりたい」という気持ちは、心の片隅に残ったままになりました。

子育てをきっかけに「やっぱり子どもが好き」と思った

大学を卒業して仕事をし、結婚、そして出産。

自分が子育てをするようになって、少しずつ気持ちが変わっていきました。

子育てサロンなどに行くようになり、自分の子どもだけではなく、いろいろな子どもたちと関わる機会が増えました。

そこで改めて、

「やっぱり子どもって可愛いな」

「私、子どもが好きなんだな」

と思うようになったんです。

もちろん、子育ては大変なこともあります。

でも、子どもがいるからこそできる経験もたくさんありました。

今まで行かなかった場所に行ったり、子どもを通して新しい人と出会ったり。

自分一人では経験できなかったことを、子どもと一緒にたくさん経験できました。

そんな中で、

「子どもの未来に関われる仕事って、すごく意味があって尊いんじゃないかな」

と思うようになりました。

高校生の頃に憧れていた保育士という仕事が、子育てを経験したことで、以前よりも身近に感じられるようになったんです。

育休中に「なんかしたい」と思った

子育ては楽しかったです。

子どもと過ごす時間も大切でした。

でも、育休中の生活が続く中で、少しずつ「なんとなく物足りないな」と感じるようになりました。

毎日、子どものお世話をして、ご飯を作って、寝かしつけて。

もちろん大切な毎日なのですが、変化の少ない生活に少し飽きてしまったんです。

もともと私は勉強することも嫌いではありませんでした。

仕事にもやりがいを感じていました。

なので、

「何かしたいなー」

と思うようになりました。

……もともと飽き性なのもあります。笑

そんなときに思い出したのが、

「そういえば私、昔から保育士になってみたかったんだった」

ということ。

「せっかくだし、資格だけでも取ってみようかな」

と思い、保育士試験の勉強を始めることにしました。

なぜ独学を選んだの?

私が独学を選んだ理由は、シンプルです。

当時は育休中で、仕事に復帰するつもりでした。

つまり、

「保育士資格を取ったとしても、実際に保育士として働くかは分からない」

という状態。

そんな資格のために、あまりお金をかけたくありませんでした。

「もし取れたら、そのとき考えよう」

くらいの気持ちだったんです。

また、子育て中だったので、決められた時間に勉強するよりも、自分の空いた時間に少しずつ勉強する方が合っていると思いました。

そこで、

できるだけお金をかけず、自分のペースで独学してみよう

と決めました。

子育てしながらの勉強は大変?

結論から言うと、もちろん大変でした。

特に子どもが生後3〜4か月くらいで、夜泣きがあった頃は、ほとんど勉強できませんでした。

夜もまとまって眠れないので、自分自身に勉強する余裕がありません。

「資格の勉強をしよう!」と思えるようになったのは、子どもが夜通し寝るようになってから。

夜9時くらいに子どもが寝てくれる日が増えて、少しずつ自分の時間が持てるようになりました。

毎日ではありません。

でも、子どもが寝たあとに1〜2時間くらい勉強できる日が増えていきました。

机に向かう時間はほぼゼロ!

子育てしながら勉強するうえで、私が意識していたのは、

「机に向かわなくてもいい」

ということ。

実際、机に向かって勉強した時間はほぼありません。

子どもたちが遊んでいる隙に参考書を読む。

夜、子どもたちが寝たあとにソファで参考書を読む。

YouTubeで保育士試験の解説を見る。

そんな感じでした。

子どもが起きたら、そこで終了。

「ここまでやりたかったのに!」

と思うこともありましたが、子育て中は仕方ありません。

子どもが体調を崩して、何日も勉強できないこともありました。

そこで、勉強に対する考え方を変えました。

「勉強時間を確保する」のではなく、「隙間時間で勉強する」

というスタイルです。

勉強時間は決めなかった

「毎日2時間勉強する」など、具体的な勉強時間は決めませんでした。

基本的には、

  • 子どもが寝たあとに1〜2時間
  • 子どもが遊んでいる間に参考書を読む
  • 隙間時間にYouTubeを見る

という感じ。

試験が近づいてきてからは、夫に子どもたちを見てもらって勉強することもありました。

でも、それ以外は無理に時間を作りませんでした。

子育てをしながら毎日決まった時間に勉強するのは難しいので、

「できる日に、できるだけ」

くらいで進めました。

私が実際に使った教材

私が使った教材は、基本的には参考書と一問一答です。

参考書

まず参考書を1冊用意し、それを何度も繰り返し読みました。

私の場合、参考書は4周くらいしています。

一度で全部覚えようとせず、

「分からなくても、とりあえず読む」

を繰り返しました。

一問一答

試験が近づいてからは、一問一答も使いました。

私が使ったのはこちらの2冊です。

  • 『保育士一問一答問題集 ’23年版』
  • 『2022年版 ユーキャンの保育士 これだけ! 一問一答&要点まとめ【赤シートつき】』

一問一答は、試験直前の勉強でかなり活躍しました。

科目ごとに完璧にするのではなく「何周もする」

私の勉強方法は、科目ごとに完璧に覚えてから次へ進むというものではありませんでした。

まずは参考書を一通り読む。

分からないところがあっても、とりあえず進む。

そしてまた最初から読む。

これを繰り返しました。

最初の一周目は、本当に分からないことだらけです。

「何この言葉?」

「全然覚えられない……」

となります。

でも、二周目、三周目と読んでいると、

「これ前にも出てきたな」

「この言葉、こういう意味だったのか」

と、少しずつ分かるようになってきます。

なので、最初から完璧を目指さなくても大丈夫。

何周もすることで少しずつ覚えていく

という勉強方法でした。

「きれいなノート」は作らなかった

独学で勉強するとき、私がやらなかったことがあります。

それは、

きれいなノートを作ること。

です。

きれいにまとめたノートを作る時間があるなら、その時間で参考書をもう一度読んだ方がいいと思いました。

ただ、書くこと自体はやりました。

覚えにくいところや気になったところを、殴り書き。

書きながら声に出してみる。

何回か繰り返し書く。

私の場合は、この方法が一番覚えやすかったです。

「きれいにまとめる」より「覚えるために書く」。

これを意識していました。

試験直前は一問一答をひたすら繰り返す

試験が近づいてからは、一問一答を何度も繰り返しました。

間違えた問題にはチェックをつけます。

そして、もう一度やる。

また間違えたら、そこを重点的にやる。

最終的には、

「自分が間違えるところだけを何度もやる」

という勉強方法になりました。

できる問題に時間をかけるより、できない問題をできるようにする。

これを意識しました。

過去問も一度はやっておく

試験前には、夫に子どもたちを見てもらって、過去問もやりました。

3年分くらいだったと思います。

これは一度はやっておいてよかったです。

特に、

実際の試験の時間配分を体験できる

のが大きかったです。

ただ、私の場合は時間いっぱいまでかからないことも多かったので、時間があまりないときは、できたら次の科目へ進むという感じで、どんどん進めていました。

子育て中なら「一周目が一番つらい」と思っておく

これから保育士試験の勉強を始める方に伝えたいのが、

一周目が一番つらい

ということ。

保育士試験は科目が多いので、最初は「こんなにあるの?」とびっくりするかもしれません。

しかも、一周目は知らない言葉がたくさん出てきます。

でも、大丈夫。

とりあえず一周してみてください。

分からなくても進む。

二周目、三周目と繰り返しているうちに、少しずつ分かってきます。

自分の子どもと照らし合わせると、意外と面白い

子育て中に保育士試験の勉強をするメリットは、実際の子育てと結びつけられること。

勉強していると、

「これ、うちの子にもあった!」

と思うことが結構あります。

子どもの発達や生活について、自分の子どもを思い浮かべながら勉強できるので、ただの暗記よりも頭に入りやすかったです。

「資格のために勉強しているけど、これって今の子育てにも役立つな」

と思えると、モチベーションも保ちやすい。

私はこれを結構楽しんでいました。

一番大切なのは「余裕のある日程」で受験すること

私が子育てしながら勉強する人に一番おすすめしたいのは、

余裕のあるスケジュールで受験すること。

私は半年くらいかけて、ゆっくり勉強しました。

参考書を何周もして、一つずつ覚えていきました。

子育て中は、予定通りにいかないことが本当に多いです。

「今日は勉強するぞ!」と思った日に子どもが熱を出す。

夜になっても子どもが寝ない。

そんなことも普通にあります。

試験日が迫っている状態だと、

「早く寝てよ!」

と子どもにイライラしてしまうかもしれません。

私は、それをできるだけ避けたかった。

だから、最初から時間に余裕を持って勉強しました。

それに、久しぶりに勉強すると、自分が思っていた以上に集中力が続きませんでした。笑

普段の子育てではあまり頭を使っていなかったので、

「私ってこんなに集中できなかったっけ?」

と思ったくらいです。

だからこそ、

毎日少しずつ、無理なく続ける。

これが私には合っていました。

子育てしながらでも、独学で保育士資格は取れる

保育士試験は科目も多く、最初は「こんなの覚えられるのかな」と思うかもしれません。

私も最初はそうでした。

でも、毎日少しずつ参考書を読み、何度も繰り返していると、少しずつ覚えられるようになりました。

毎日何時間も机に向かう必要はありません。

子どもが寝たあとに少し。

子どもが遊んでいる隙に少し。

参考書を数ページ読むだけでもいい。

「毎日ちょっとずつ」を積み重ねて、何周もする。

これが、私が子育てをしながら独学で保育士資格を取得できた一番のポイントだったと思います。

そして何より、

「全く知らない分野だから覚えられない」のではなく、少しでも興味を持って勉強してみること。

私の場合は、もともと子どもが好きだったことに加えて、実際に子育てをしていたので、

「これって自分の子どものことにもつながるな」

と思いながら勉強できました。

もし今、

「子育てしながら保育士資格を取ってみたい」

と思っているなら、最初から完璧を目指さなくても大丈夫。

まずは参考書を開いて、一周読んでみる。

そこから始めてみてください。

私も最初の一周目は、分からないことだらけでした。

でも、何周もしているうちに、少しずつ分かるようになっていきました。

子育てしながらでも、自分のペースで資格取得を目指すことはできます。

資格を取ろうと思っている方に少しでも参考になればうれしいです。

まーちゃ

札幌在住、4歳・2歳の娘を育てる2児ママです。北海道を中心に、子連れ旅行やお出かけを楽しんでいます♪
「大変」だけじゃない、子どもと一緒だからこそ見つかる楽しさや感動をリアルに発信しています。

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